弟子屈へ

16:45、とりあえず千歳空港までたどり着いたが、気分的にはまだまだ道半ば。次はスーパーおおぞらで釧路まで行かないといけない。

新千歳空港駅で、やっと使えることになった北海道フリーきっぷを見せてスーパーおおぞらの指定席をお願いするも既に満席。仕方がないので釧路まで自由席で行くことと(この時点では)決めた。

で、朝から口にしたのが機内で頼んだドリンクだけ、と言うことに気がつくと、腹が減ってしょうがない。空港ターミナルビルに戻ると、花畑牧場の直営店があるではないか。何かに負けたように(ぇ、1470円のホエー豚丼を食べる。既に待っている間に飲む水でもおいしく感じる。

食後に書店で時刻表を確認していると、南千歳駅で「北斗星」が待ち構えられることに気づく。というわけで南千歳駅に移動。外は雪が降っていて大変寒かった(当たり前か)が、久しぶりにフィルム一眼を取り出して遭遇した北斗星を撮影。

撮影後はさすがに寒かったので一旦待合室に引き上げる。ここではたと気づき、南千歳駅の係員に帯広−釧路の指定席でいいから空いてないか聞くと、空席があるとのことで発券してもらう。

とはいえ、少なくとも帯広までは自由席に乗らないといけないので、自由席の列に並ぶ。列の人に聞くと、ほとんどの人が予定がずれにずれてしまい、大変だったとのこと。北海道の人ばっかりだったので、四国から来たことを話すとみんなびっくりしてた。

南千歳で既にデッキに人が立ってるし、自分たちは通路に立ちっぱなし。南千歳駅でお話ししたサラリーマンの人は車内ではあまり話せないまま新得で降りたけど、降りてからこちらに手を振ってくれた。こういうのはありがたいな、と思った。ちなみに、2号車指定席は暖房故障につき座席に毛布を装備してて、後で返金してくれるんだとか。でも、真夏の冷房故障よりはいいと思うぞ(笑。

帯広で一旦社外に出て指定席に移動し、ようやく座ることができる。真っ暗だし、疲れてたし、ビール飲んでたし、で外を見る余裕なんてなく、車内販売の人が通り過ぎたのかすらわからない。


(釧路到着後のスーパーおおぞら
21:45頃に、ようやく釧路に到着。根室方面の列車に乗り換える人は結構いたけど、摩周行きに乗ったのは自分を入れて7名程度。

本日の最終行程発車。東釧路で2名ほど乗車するものの、そこを過ぎると乗る人も降りる人もいない。時々警笛でエゾシカを追い払い、減速してシカをはねないようにしながら進む。前方に逃げようとするシカがかわいい(ぇ。

ほとんどが標茶駅で下車し、最終的に摩周まで乗り通したのは自分一人。駅前のタクシーのりばには1台も止まって内ので、電話してタクシーを呼び出す。

本日泊めてもらうお宅の家主に「○○の××さん家、と言えば大丈夫」と言われたので、その通りタクシーの運転手さんにお願いしたら、ちゃんと理解してくれた。しかも「××さん家には今日はお客さんが多いみたいですね」と、既に街の噂になってる(違。なので「ええ、そうですよ。私なんか四国の松山から来ました」なんて燃料を投下しておく(マテ。

無事到着して本日の旅は完了。いろいろと話したこともあったが、それよりもみんなPCを広げて何かやってたのがすごかった。