トヨタ、OEMで軽自動車販売。その真意

いまさらながら(29日に書いています)、いろいろと書いてみる。

http://www.asahi.com/car/news/NGY201009280009.html
http://www.asahi.com/business/topics/economy/NGY201009280033.html

トヨタ販社が軽乗用車を売りたいというのはもちろん、実は軽商用車を売りたいんじゃないのかというのが読み。そうでなかったら最初から

ダイハツの軽乗用車「ムーヴコンテ」、軽商用車「ハイゼット」と、もう1車種を予定している。

なんて記事にならないはず。

今後、トヨタ販社としては法人需要を取り込んでいきたいはずで、そう考えるとすでに三菱から軽商用車をOEMでもらっている日産販社との競争に勝つためにも、軽トラ・軽箱バンがほしくなるのは当然かと。

そうなると、今迄みたいに裏でこっそりダイハツ車を売るのではなく、OEMとして堂々とトヨタ車を売りたくなってくると思う。そのために今回の決定があったのではないかと。

ただ、ダイハツの人から見たら面白くないだろうなぁ、と。パッソ/ブーンがスイフトみたいに全世界で売れるわけでもなし(ヴィッツと競合するから)、そのうえで「スズキに勝て!」といわれても、きついと思うなぁ。