データ用に別ディスクを準備

ここは大きな落とし穴になる可能性が高い。Cドライブと別のパーテーションを準備するとか言う話ではなく、とくかくOSから認識できるシステムドライブと別の物理ディスクを用意してやる必要がある。しかも、USBやIEEE1394接続は不可で、内蔵ディスクとして認識するものでないとだめ。幸いに、iSCSIとかFC SANだと大丈夫なようなので、記憶領域は最初から外部ストレージにしておくのが吉かもしれない。

今回DPMをインストールしたサーバーは、500GBのSATA HDD*2を搭載。それをRAID1構成にしたまではよかったのだが、今回発注したサーバーのRAIDコントローラーでは「2台のHDDを搭載して2つ以上のRAID1ボリュームを作成する」ことができなかった。いろいろと調べた結果、RAID5が作成できるようなRAIDコントローラーでないと、そのような機能はないことを発見。かなり悲しかったものの、別途RAIDコントローラーカードを調達して対処した。

1Uのラックマウントサーバーだと、たいてい搭載できるHDDは2発までで、最近だと2UのラックマウントでもHDD2台までしか搭載できないのもあるみたい。